こうして改めて、じっくり3人で話すのも、不思議な感じですよね。
個々と話すことはありますけどね。
3人で集まって話すのは、内藤さんをディップさんにご紹介したとき以来。早いもので、もう2年前です(笑)
あの時はジョブコムさんとのお付き合いもまだ始まったばかりで…。その後、内藤さんが入られて、それからたくさんの方をご紹介いただいていますね。
当時からディップさんは事業拡大を積極的にされていて、新卒も中途も採用を盛んにされていましたよね。
2015年度も新卒を300名採用しますし、その傾向はまだ続いています。私たち人事チームは、新卒以外の採用、つまり、中途も、アルバイトも、派遣社員も、障がいをお持ちの方も、広く手がけるチームだったのですが、内藤さんが来られる前は、たった2名しかいなかったんです。人事は未経験でもいいから「ガッツがあって、成長できる方を!」と齋藤さんにお願いした。…で、ピッタリの内藤さんがやってきた!という感じでした。
人事をやってみたい!と思っていたので、ラッキーでした(笑)もともと、なんで派遣社員としての登録を考えたかというと、ウェディングの司会の仕事に憧れを持っていたから。人前で話すことが好きで、そういう仕事に就きたくて勉強する時間がほしかった。それで比較的、時間を自由に使える派遣という働き方を選びました。人事の仕事も、“人前で話す”という点では同じですしね。
これは、練習になると。
はい。それに、前職は百貨店の販売スタッフとして働いていたのですが、採用してくださった人事担当者さんがすごく良い方で。休日にお店に訪れてくださったときに「内藤さん!」って声を掛けてくださるのが嬉しかったというのもあります。人事も、憧れの仕事のひとつでした。
そのあたりも、初めての出社日の打ち合わせで、いろいろと話しましたよね。
仕事内容を確認するための打ち合わせだったのですが、会議室のなかではガクガクブルブル…。オフィスワークが初めてだったので、とても緊張していました(笑)でも、飯田さんがざっくばらんに話してくださったので、すぐに緊張も溶けましたね。私も話好きな方なので、余計なことまでいろいろ話しちゃったかも(笑)
むしろ、あの時は私の方が緊張してたかも…。私としては人事に異動してきたばかりで、これまで派遣社員さんのスタートアップフォローや調整は人事部長が担当していて、私はやったことがなかったですし。完全に自分一人だけの責任でマネジメントをしていく最初の社員が内藤さんだったので…。ちゃんとうまくできるかどうか、不安でいっぱいでした。
お互いに緊張していたんですね(笑)
そうですね。でも、打ち合わせが進んでいき、お互い肩の力が抜けていくなかで、内藤さんのコミュニケーション能力の高さも感じましたし、なによりも新しいことを学んでいきたいという意欲も感じたので、当社にピッタリな人柄だと思いました。
ディップさんは会社の成長も早く、社員にも早いスピードで成長が求められます。その点、内藤さんは絶対にはまる!という確信がありました。飯田さんからは、最初、何度かアドバイスもいただきましたが•••。
当社は、一言でいうと常に「最善」を追い求め、「最速」で変化をしていきます。なので、その変化についてこられる。というよりも、その変化を楽しめるような人材が欲しかったんです。ハードルの高いオーダーだったのか、他の人材派遣会社さんからは「そんな人はいません」という回答の連続。そのなかで、齋藤さんは「絶対に大丈夫です。私に任せてください」と言ってくれて(笑)
その話を聞いて、すぐに内藤さんが頭の中に浮かびましたので(笑)
齋藤さんのすごいところ•••、これは、ジョブコム全体の特徴なのかもしれませんが、「こんな人材がほしい」というオーダーを出した後、紹介してくださる方のマッチング度合いが非常に高い点ですよね。その背景には、「どんな人材がディップに向いているか?」という質問を、これでもかというぐらいに、しつこく聞いてくれるからだと思います(笑)そして気がつけば、ツー・カーの関係で依頼ができるようになっていく。
粘っこさだけは負けませんから(笑)
ジョブコムは泥臭いのかも(笑)でも、なかなか全ての派遣会社にできることじゃないと思いますよ。実際、ディップでお付き合いしてる派遣会社さんは数十社近くありますが、ジョブコムさんは「パートナーという立ち位置で一緒に採用活動をやってくれている」と思える、信頼できる会社さんのひとつですから。
私は他の派遣会社にも登録していましたが、いちばん早く連絡を取ってくれたのがジョブコムで、司会の夢の話まで親身に聞いてくれた。そういうのも、泥臭いというか、人間っぽくていいなと思いました。働いた後も、親身に相談に乗ってくれますし•••。
派遣社員を受け入れる企業としては、優秀な派遣社員さんにはなるべく長く働いてもらいと思いますけど、職場に悩みがあって突然、辞められてしまうこともある。ディップは、社員も派遣社員も区別なく、風通しも良い会社だと思いますが、それでも派遣社員さんからすると、どんなに仲が良くても直接話しにくいことはあると思います。それをジョブコムさんがちゃんと話を聞いて拾ってくれるから、いきなり「もう辞めま〜す!」みたいなことがない(笑)内藤さんは仕事を頑張りすぎる方だったので、それで悩んでいたこともあったよね。
別にやらされている訳でなかったんですけど、「早く成長したい!」という思いから、自分のキャパを超えて仕事を引き受けてしまっていた。そんな時に齋藤さんと面談して、「内藤さんはそういう性格だから、あまりムリをしない方がいいよ」って言ってもらえた。それで気持ちも楽になりました。
そのお話を聞いた後、飯田さんとお打ち合わせさせてもらって、業務量を調整しましたね。
そのあたり、ジョブコムは機動力が高いというか、本当にケアが行き届いて安心感がありますね。あ、違うかな。“安心感”というよりも、“共感”に近い。派遣社員さんや派遣先の企業と同じ目線に立って、その橋渡しをしてくれる。
今、私は人事チームで派遣社員のオーダー業務をしていて、齋藤さんに対してオーダーする側に回りましたが•••。
不思議な感じですよね(笑)
ええ、不思議ですよね(笑)ジョブコムの派遣社員でもあり、そして、ジョブコムのお客様でもあり•••。あ、そうそう。今、こうして派遣社員さんの紹介を齋藤さんに依頼する際も、すごく話が早くていいんですよね。「今回の方は、少し違いますねー」というのが、会った瞬間に共有できる。ムリヤリ、進めたりしませんし。
お客様と派遣社員さんのいずれかに無理があると、長い目で見て、良い結果は生まれませんからね。派遣社員さんが「辞めたい」というのも、無理には止めません。理由をしっかり聞いて、その方のために、今の仕事を続けた方がいいと判断すれば別ですが•••。
ジョブコムは、バランスが取れていますよね。
まぁ、目がお金のマークになって、説得に当たっても怖いじゃないですか(笑)
たしかに(笑)
全員がWin-Win-Winになってはじめて、人材ビジネスはその事業に意義があるんじゃないかなと思います。ところで、最近はお仕事の方はどうですか?
人事チームでいろいろと経験をさせていただいて…。ディップの人たちは、皆、熱意があって、たくさんの刺激をいただいています。結婚式の司会も勉強をしていましたけど、今は人事の仕事が楽しくなっちゃって(笑)。ここでスキルアップしていきたいという気持ちが強いです。全国の支店の採用に携わらせていただいているので、地方にいくたびに、「あ、人事の内藤さんだ!」って声を掛けていただけるのも嬉しくて。
おおー。まさに、前職の百貨店の人事さんみたいですね。
はい。すばらしい仕事をさせていただいているな、と。でも、まだまだ成長しなきゃ!…ですけどね。今は、飯田さんにもお会いできて、新しい目標ができました。人事として、一人の女性として、飯田さんみたいに魅力的な先輩になれたらな、と思います。
研修や説明会…。人前で話すチャンスも、どんどんつくってあげるつもりです。面接も担当してもらって、どんどん、ジョブコムさんから派遣社員さんを紹介してもらわないとね(笑)。
派遣社員としてご紹介させていただいた方で、貴社で直接雇用してくださった方もたくさんいらっしゃいますものね。
ジョブコムさんの派遣社員さんは優秀な方ばかりですから、直接雇用にさせてもらって。その節もお世話になりました。
それはそれで、嬉しいことですし。
ジョブコムさんからのご紹介が、うちの事業成長に影響を与えていますから(笑)齋藤さんとはますます長いお付き合いができればと思います。
こちらこそ! でも、そんなに褒めていただいて•••。今日は、おいしい晩御飯が食べられそうです(笑)